Excelシートをコピーして新しいブックとして作成する

PAD

今回は、Power Automate Desktopを使って、Excelファイル内のシートを別のブックにコピーし、元のブックから特定のシートを削除する方法を紹介します。このフローを使うと、Excelシートの整理を効率的に行うことができます。

ずんだもん
ずんだもん
赤線のワークシート名をそれぞれ別ブックにして、「報告書」っていうフォルダに移動するのだ

四国めたん
四国めたん
ワークシートずつコピペするの地味に面倒くさいわよね

フローの全体概要

このフローでは、次のアクションを行います:

  1. 元のExcelファイルを開く
  2. すべてのシート名を取得する
  3. 新しいExcelファイルを作成し、シートをコピーする
  4. 元のExcelファイルから特定のシートを削除する

それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう!

ステップ1: 元のExcelファイルを開く

まず、元のExcelファイルを開きます。

  1. Excelの起動

    • ファイルパス: C:\Users\high6\Desktop\四半期業務報告書.xlsx
    • インスタンス名: ExcelInstance

ステップ2: すべてのシート名を取得する

次に、元のExcelファイルに含まれるすべてのシート名を取得します。

  1. すべてのExcelワークシートの取得

    • インスタンス名: ExcelInstance
    • 保存する変数名: SheetNames

ステップ3: 新しいExcelファイルを作成し、シートをコピーする

取得したシート名に基づいて、新しいExcelファイルを作成し、シートをコピーします。

  1. For Each

    • コレクション: SheetNames
    • 現在の項目の変数名: CurrentItem
  2. Excelの起動

    • 既存のExcelプロセスを使用して空白のドキュメントでExcelを起動し、新しいインスタンスを保存
    • インスタンス名: ExcelInstance2
  3. Excelワークシートをコピー

    • コピー元インスタンス名: ExcelInstance
    • コピー元シート名: CurrentItem
    • コピー先インスタンス名: ExcelInstance2
    • コピー先シート名: SheetNames
  4. Excelワークシートを削除

    • インスタンス名: ExcelInstance2
    • 削除するシート名: Sheet1
      ずんだもん
      ずんだもん
      空のシートあるのは目障りなのだ
      四国めたん
      四国めたん
      その後の面倒が起こらないようにしないとね
  5. Excelを閉じる

    • ファイル名: C:\Users\high6\Desktop\報告書\ + CurrentItem
    • インスタンス名: ExcelInstance2

ステップ4: 元のExcelファイルを閉じる

最後に、元のExcelファイルを閉じます。

  1. Excelを閉じる

    • インスタンス名: ExcelInstance

ずんだもん
ずんだもん
結果はこちらなのだ

 

まとめ

このフローを実行することで、Excelファイル内のシートを別のブックにコピーし、元のブックから特定のシートを削除することができます。Power Automate Desktopを使えば、Excelシートの整理作業を効率化でき、手動でのミスも減らせます。ぜひ、このフローを他のデータ管理にも応用してみてください。

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