今回は、Power Automate Desktopを使って、Excelファイルからデータを読み取り、そのデータをAES暗号化し、暗号化されたデータをテキストファイルに保存する方法を紹介します。このフローを使うと、データのセキュリティを確保しながら保存することができます。
ずんだもん
この管理表を暗号化するのだ
ずんだもん
ファイルを安全に管理したかったり、人と大事なデータを共有するときなどに便利なのだ
四国めたん
暗号化…って聞くと難しい感じがするわね
ずんだもん
確かにそうかもだけど、PADなら簡単にできるのだ
フローの全体概要
このフローでは、次のアクションを行います:
- Excelファイルを開いてデータを読み取る
- データをAES暗号化する
- 暗号化されたデータをテキストファイルに保存する
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう!
ステップ1: Excelファイルを開いてデータを読み取る
まず、指定したExcelファイルを開き、データを読み取ります。
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Excelの起動
-
- ファイルパス:
C:\Users\high6\Desktop\管理表.xlsx
- インスタンス名:
ExcelInstance
- ファイルパス:
-
Excelワークシートから読み取る
- 読み取り範囲: ワークシート内のすべてのセル
- 保存する変数名:
ExcelData
ステップ2: データをAES暗号化する
次に、読み取ったデータをAES暗号化します。
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AESでテキストを暗号化
- 暗号化するテキスト:
ExcelData
- 保存する変数名:
EncryptedText
- 暗号化するテキスト:
ずんだもん
暗号キーは「zundamon」にしたのだ
ずんだもん
解読時には、このキーが必要になるのだ
ステップ3: 暗号化されたデータをテキストファイルに保存する
最後に、暗号化されたデータをテキストファイルに保存します。
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テキストをファイルに書き込む
- ファイルパス:
C:\Users\high6\Desktop\AES.txt
- 書き込むテキスト:
EncryptedText
- ファイルパス:
ずんだもん
結果はこちらなのだ
四国めたん
わけわからない文字列になっちゃった…。ちゃんと戻せるの?
ずんだもん
モーマンタイなのだ。きちんと元通りになるのだ。それについては、次の記事で解説するのだ
まとめ
このフローを実行することで、Excelファイルから読み取ったデータをAES暗号化し、その暗号化データをテキストファイルに自動的に保存することができます。
Power Automate Desktopを使えば、データのセキュリティを強化しながら保存作業を効率化できます。ぜひ、このフローを他のセキュリティ要件にも応用してみてください。
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