今回は、Power Automate Desktopを使って、Excelファイルを任意で選択し、そのファイルの行数をカウントしてメッセージとして表示する方法を紹介します。このフローを使うと、Excelファイルの内容を簡単に確認できます。
ずんだもん
このファイルの行数を取り出すのだ。行数は200行あるのだ
四国めたん
イチイチ開いて確認するのは面倒よね
フローの全体概要
このフローでは、次のアクションを行います:
- ファイル選択ダイアログを表示する
- 選択したExcelファイルを開く
- データを読み取り、行数をカウントする
- 行数をメッセージとして表示する
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう!
ステップ1: ファイル選択ダイアログを表示する
まず、ユーザーにExcelファイルを選択してもらいます。
-
ファイルの選択ダイアログを表示
- タイトル:
ファイルを選択してください
- 保存する変数名:
SelectedFile
- 押されたボタンを保存する変数名:
ButtonPressed
- タイトル:
ずんだもん
このとき、ファイルを選択するウィンドウが開くから、どれか選択するのだ
ずんだもん
その画像は僕のデスクトップが丸見えになるから勘弁してほしいのだ…
ステップ2: 選択したExcelファイルを開く
次に、選択したExcelファイルを開きます。
-
Excelの起動
- ファイルパス:
SelectedFile
- インスタンス名:
ExcelInstance
- ファイルパス:
ステップ3: データを読み取り、行数をカウントする
Excelファイルからデータを読み取り、その行数をカウントします。
-
Excelワークシートから最初の空の列や行を取得
- インスタンス名:
ExcelInstance
- 保存する変数名:
FirstFreeColumn
,FirstFreeRow
- インスタンス名:
-
-
ずんだもんこのとき、1行目はカウントしてないのだ
Excelワークシートから読み取る
-
- 読み取り範囲: 列
'A'
行1
からFirstFreeColumn - 1
列 行FirstFreeRow - 1
- 保存する変数名:
ExcelData
- 読み取り範囲: 列
-
-
-
Excelを閉じる
- インスタンス名:
ExcelInstance
- インスタンス名:
ステップ4: 行数をメッセージとして表示する
カウントした行数をメッセージとして表示します。
-
メッセージを表示
- タイトル:
行の総数
- メッセージ:
ExcelData.RowsCount
- 押されたボタンを保存する変数名:
ButtonPressed2
- タイトル:
ずんだもん
結果はこちらなのだ
四国めたん
きちんと合ってるわね!
まとめ
このフローを実行することで、選択したExcelファイルの行数を簡単にカウントして表示することができます。Power Automate Desktopを使えば、Excelファイルの内容を迅速に確認でき、業務効率を向上させることができます。ぜひ、このフローを他のタスク管理やデータ確認にも応用してみてください。
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