今回は、Power Automate Desktopを使って、Webページからデータを抽出し、そのデータをExcelに書き込む方法を紹介します。このフローを使うと、Webデータの収集と整理が簡単に自動化できます。
ずんだもん
今回使わせていただくサイトは、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」HPの株価指数なのだ
四国めたん
この株価指数を取得するのね。ちなみに投資の経験は?
ずんだもん
リアル筆者は、NISAを開設するだけして放置しているらしいのだ。甲斐性ないね
フローの全体概要
このフローでは、次のアクションを行います:
- Webページを開く
- データを抽出する
- Excelを起動する
- 抽出データをExcelに書き込む
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう!
ステップ1: Webページを開く
まず、Chromeブラウザを起動し、指定したWebページに移動します。
新しいChromeを起動する
-
- URL:
https://www.sc.mufg.jp/market/stockrate/index.html
- インスタンス名:
Browser
- URL:
ステップ2: データを抽出する
次に、WebページからHTMLテーブルのデータを抽出します。
Webページからデータを抽出する
-
- HTMLテーブルレコードを抽出し、結果を保存する変数名:
DataFromWebPage
- HTMLテーブルレコードを抽出し、結果を保存する変数名:
ずんだもん
こういう感じで抽出するのだ
ステップ3: Excelを起動する
Excelを起動し、新しいブックを開きます。
Excelの起動
-
- 既存のExcelプロセスを使用して空白のドキュメントでExcelを起動
- インスタンス名:
ExcelInstance
ステップ4: 抽出データをExcelに書き込む
最後に、抽出したデータをExcelのワークシートに書き込みます。
Excelワークシートに書き込む
-
- インスタンス名:
ExcelInstance
- 書き込むセル: 列
'A'
および 行1
- 書き込むデータ:
DataFromWebPage
- インスタンス名:
ずんだもん
結果はこちらなのだ
四国めたん
奇麗に取得できてるわね。毎日こういうデータを集める仕事は、これでサクッと自動化できそう
ずんだもん
でも、対象のHPがスクレイピングを禁止している場合もあるので、きちんと確認してからやってほしいのだ
まとめ
このフローを実行することで、Webページからデータを抽出し、そのデータを自動的にExcelに書き込むことができます。Power Automate Desktopを使えば、データ収集と整理の作業を効率化でき、手動でのミスも減らせます。ぜひ、このフローを他のデータ収集にも応用してみてください。
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