今回は、Power Automate Desktopを使ってWEBサイトからデータを自動で取得し、そのデータをExcelに書き込む方法をご紹介します。
ずんだもん
今回は、tenki.jpから最高気温と最低気温のデータを抽出するのだ
四国めたん
今回は気温のデータだけど、他にもいろんなデータを自動抽出できそうね
フローの全体概要
このフローでは、次の4つのアクションを行います:
- 新しいChromeブラウザーを起動して天気予報のページを開く
- Webページから天気データを抽出する
- Excelを起動する
- 抽出したデータをExcelワークシートに書き込む
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう!
ステップ1: 新しいChromeブラウザーを起動する
まず、Chromeブラウザーを起動し、指定した天気予報のページに移動します。このアクションは次のように設定します:
- アクション名: 新しいChromeを起動する
- URL:
https://tenki.jp/forecast/3/16/4410/13104/#google_vignette
この設定により、指定された地域の天気予報ページが開かれます。
ステップ2: Webページからデータを抽出する
次に、Webページから必要な天気情報を抽出します。このアクションは以下のように設定します:
- アクション名: Webページからデータを抽出する
- 保存する変数名:
DataFromWebPage
ここでは、Webページ内の特定の天気情報を抽出し、そのデータをDataFromWebPage
という変数に保存します。
ずんだもん
今回はtenki.jpから、2024年7月3日新宿区のデータを使わせていただいたのだ
ステップ3: Excelの起動
次に、Excelを起動し、新しいドキュメントを作成します。このアクションは次のように設定します:
- アクション名: Excelの起動
- インスタンス名:
ExcelInstance
この設定により、新しいExcelインスタンスが作成されます。
ステップ4: Excelワークシートに書き込む
最後に、抽出した天気データをExcelシートに書き込みます。このアクションは以下のように設定します:
- アクション名: Excelワークシートに書き込む
- セルの指定: 列
'A'
および行1
- 書き込むデータ:
DataFromWebPage
これにより、抽出した天気データがExcelのA1セルに書き込まれます。
ずんだもん
結果はこちらなのだ
四国めたん
上手く取得できたわね。それにしても暑いわ…
まとめ
このフローを実行することで、データ収集と記録のプロセスを簡単に自動化でき、日常業務の効率が大幅に向上します。ぜひ、このフローを活用して、他のデータ取得にも応用してみてください。
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