Excelのデータをフォルダーとして保存する

PAD

今回は、Excelファイル内のデータを読み込み、それぞれのデータを名前とするフォルダーを作成する方法を紹介します。このフローを使うと、Excelの内容に基づいて自動的にフォルダーを生成できます。

四国めたん
四国めたん
取引先ごとにフォルダを作りたいけど、数が多いようなときに便利ね!
ずんだもん
ずんだもん
100や200あると、それだけでも一日つぶれちゃうからね

フローの全体概要

このフローでは、次の5つのアクションを行います:

  1. Excelの起動
  2. 空の列や行を取得
  3. Excelワークシートからデータを読み取る
  4. 各データに対してフォルダーを作成する
  5. ループ処理で全データに対してフォルダーを作成

それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう!

ステップ1: Excelの起動

まず、Excelファイルを開きます。このアクションは次のように設定します:

  • アクション名: Excelの起動
  • ファイルパス: C:\Users\user\Desktop\sample.xlsx //ファイルパスは人によって変わります。
  • インスタンス名: ExcelInstance

この設定により、指定されたExcelファイルが開かれます。

ずんだもん
ずんだもん
Excelファイルには元々、取引先名が記載されていることとするのだ
四国めたん
四国めたん
場所はA1:A11。つまり、11社分ね。これ以上もできるの?
ずんだもん
ずんだもん
1000でも2000でもできるのだ

ステップ2: 空の列や行を取得

次に、アクティブなワークシートから最初の空の列と行を取得します。このアクションは以下のように設定します:

  • アクション名: Excelワークシートから最初の空の列や行を取得
  • インスタンス名: ExcelInstance
  • 保存する変数名: FirstFreeColumnFirstFreeRow

これにより、データの範囲が特定されます。

ずんだもん
ずんだもん
データが記載されている範囲がわかっていれば必要ないけど、更新されることを見越してのアクションなのだ

ステップ3: Excelワークシートからデータを読み取る

次に、指定された範囲のセルの値を読み取り、変数に保存します。このアクションは次のように設定します:

  • アクション名: Excelワークシートから読み取る
  • 読み取り範囲: 列 'A'1 から FirstFreeColumn - 1 列 行 FirstFreeRow - 1
  • 保存する変数名: ExcelData

これにより、Excelのデータが変数ExcelDataに保存されます。

ステップ4: 各データに対してフォルダーを作成する

次に、ExcelDataの各項目に対してフォルダーを作成します。このアクションは以下のように設定します:

  • アクション名: For Each
  • コレクション: ExcelData
  • 現在の項目の変数名: CurrentItem

ステップ5: ループ処理で全データに対してフォルダーを作成

ループ内で、CurrentItemの値を名前とするフォルダーを作成します。このアクションは次のように設定します:

  • アクション名: フォルダーの作成
  • フォルダーパス: C:\Users\user\Desktop\sample\ + CurrentItem

これにより、Excelの各データ項目に対応するフォルダーが指定されたパスに作成されます。

ずんだもん
ずんだもん
結果はこちらなのだ

ずんだもん
ずんだもん
体感5秒くらいでできるのだ
四国めたん
四国めたん
一度シナリオを作ってしまえば、後は楽ね

まとめ

このフローを実行することで、Excelファイルのデータに基づいて自動的にフォルダーを生成することができます。フォルダーの作成作業を効率化でき、手動でのミスも減らせます。ぜひ、このフローを他の自動化プロセスにも応用してみてください。

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